口コミ内容・評価
数年前の話しです。入院中、外科の若い女性医師は全員がとても優しく最高でしたが(全員が同年三月末に院長の交代に伴い移籍又は退職されたようです)、麻酔科には深く失望しました。人生最初の手術(しかも大手術です)の時トサツ場に曳かれていく牛のような気持ちで手術病棟の待合室(準備室)に入っていったところ、すりガラスのドア越しに複数の女性がケタケタと大声で(本当に大声でした)堰を切ったように大笑いしている声が聞こえてきました(付添いの外科病棟の看護師も聞いています)。中に入ると、無論笑い声はすぐに止みましたが、それは若い女医と看護師(太目の不美人)たちでした。手術病棟はもちろん病院内で治療スタッフが大声で笑うのは不謹慎極まります。さらに、手術台の上で硬膜外麻酔の処置を受ける為に背中を曲げている時、くだんの看護師が「全身麻酔は初めてですか?」と訊いたので、何とか返事をしましたが、身体を曲げていた為にうまくしゃべれませんでした。そうすると、それを揶揄するかのように口調で「大丈夫ですか」と言い、それに呼応するように、麻酔科の若い女医が「ハッハッハ」と笑いました。硬膜外の麻酔の針が入りにくかったようで、何回も麻酔注射を打ちまくっていました。上手ではなかったのでしょうね。これらの麻酔科のスタッフの言動に私は愕然としました。とっさに頭に浮かんだことは、「アウシュビッツのユダヤ人もこのような経験をしたのだろう」と言うことです。いいですか、600万人のユダヤ人虐殺で中心的な役割を果たしたあのアウシュビッツです。教えてください、どうしたらここまで残酷になれるのですか? ただ、救いがまったく無いわけではありません。二回目の手術の時の若い看護師(美人)は親切で丁寧であり、下卑たところはありませんでした。私は40年間も社会で働いてきた人間です。状況の認識に間違いはありません。以上